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乾皮症には保湿を

乾皮症とは一体なに?

乾燥とかゆみの乾皮症には保湿

乾皮症(皮脂欠乏性湿疹とも言います)とは、乾燥によって皮膚にかゆみが出ている状態を言います。乾燥によって起こる症状なので、正しい保湿ケアをして皮膚の水分量が増やしていくことによって改善します。保湿にはいくつかのポイントを押さえることが大切です。お肌が乾燥していて、なかなか改善しないという方、保湿の完全ガイドはこちらから。どうぞご一読ください。

まず最初に乾皮症の状態をご説明します。
お肌は通常、皮脂でできた皮脂膜によって覆われることで保護され、バリア機能が働いています。このバリアによって皮脂膜の内側にある角質層に外部の異物が入りこまないように守られています。このバリアが乾燥によって機能しなくなり、乾燥肌がさらに進行して角質が剥がれた状態が乾皮症です。

乾皮症の状態になるくらい乾燥したお肌は、見た目にも触ってみてもカサカサしたような感じになり、また白い粉をふくということもあります。また、乾燥の度合いが上がるほどかゆみも強くなり、掻きすぎるととますますお肌はカサカサして粉っぽくなってきます。バリア機能が落ちて異物が入り込みやすくなっているお肌を掻き壊すと、傷がついて細菌が繁殖しやすくなり、炎症を起こして湿疹ができることもあります。一度傷ができて炎症を起こしたお肌はかゆみが出やすく、治りにくくなり悪循環になってしまうのです。


どんな人が乾皮症になりやすい?


さて、強度の乾燥肌の状態である乾皮症ですが、どんな人が乾皮症になりやすいのでしょう。まず第一には高齢の方です。高齢の方の実に95%が乾皮症の状態にあるということです。その原因はおもに保湿因子の減少です。お肌のバリアになる皮脂の分泌はホルモンによってコントロールされています。年齢が上がってホルモンの分泌が減少すると皮脂の生成量も減ってゆくのです。

また、細胞間脂質のひとつであるセラミドや天然保湿因子(NMF)は角質内にあって、細胞の間に水分を保持する働きをしますが、これらも女性の場合40代くらいから減少していきます。さらに、新陳代謝が落ちてゆくのでお肌のターンオーバーの周期が長くなり、角質が落ちずに長く皮膚の上にとどまり、これがひび割れや粉ふきの原因になるのです。

このように、高齢の方に特有の症状と思われる乾皮症ですが、最近では若い人でも乾皮症を起こす方が増えています。若い方が乾皮症になる場合は原因がおよそ2つのタイプに分かれます。一つ目の内的要因による場合はアトピー性皮膚炎などのアレルギー体質を持っている場合です。もう一つは外的要因によるもので、オフィスのエアコンによる空気の過剰な乾燥や、美容師さんによく見られますが、シャンプーや薬剤に触れる機会が多い場合、繊維や紙などに触れて皮脂を吸い取られてしまった場合、また食生活の乱れなども原因の一つになります。

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